弊社は、監査サービスへの高いニーズにお応えできるように、A&S監査法人を併設しています。
A&S監査法人では、監査の持つ機能を最大限に活かし、決算の早期化・自社の経理部のレベルアップを推進するとともに、会話を通じてクライアントのビジネス上の悩みや問題点を正しく把握し、課題解決に向けて建設的に取り組みます。
当法人の職員は全員が大手監査法人の出身者であり、ベンチャー企業・大企業・IPO・金融機関などの監査業務を経験しています。
豊富な監査経験に基づき、極力無駄な手続きを排除したスピーディな監査手続きを実施する事で、大手監査法人と同水準の高いパフォーマンスをリーズナブルな価格で提供します。
監査法人は「市場の番人」とも呼ばれており、独立した第三者からの立場から時にはクライアントに対して厳しい意見をすることも大事な役割の一つです。
しかし、クライアントと監査法人とは、本来、信頼性のある財務諸表を作成するという共通の目的に向かってお互いに協力し合う関係であり、監査の枠内でクライアントをサポートすることこそ、監査法人の本質的な役割です。
監査の依頼が来ると、監査人はまず公認会計士としての責任が果たせる状況にあるかどうかをチェックします。
監査を受ける会社が監査に協力する体制にあるか、監査に対応可能な内部統制が構築されているかどうかなどを調べます。
監査は試査を基に行われるため、内部統制が確立していない会社はその構築から始めなければなりません。
管理組織のレベル、内部統制の整備・運用状況、取引の実体などを分析して、間違いの可能性の高い箇所をピックアップします。
この間違いの可能性の高い箇所をリスクと呼び、そのリスクに焦点を当てて監査することによって、効率的な監査を実施するこ
とができます。これはリスク・アプローチと呼ばれる手法で監査計画立案において最も重要な手続です。
立案した監査計画の結果に基づいて具体的な監査手続を行います。監査は通常数人のチームで編成されます。
「売上」や「仕入」などの勘定科目ごとに担当者が決められ、実査・立会・確認・勘定分析など監査手続を効率的に行い、監査証拠を
積み上げていきます。
それぞれの担当が、その勘定科目に記載誤りがないと確信できるところまで調べがつくと、その業務の過程を監査調書にして現場
責任者に報告します。
現場責任者はそれらの報告をまとめて相互の関連性や整合性を見ながら、全体としての正しさを検討します。その結果を監査責任者に報告し、監査責任者は最終的に適正かどうかを検討して、監査チームとしての意見を形成します。
監査チームの結論を、その監査に携わっていない別の公認会計士が客観的な視点でチェックをします。
監査現場を見ていない審査担当は、監査責任者から監査意見形成の過程の説明を受け、監査調書を査閲し、その判断が適切かど
うかを客観的に判断します。審査が通らない場合は、監査チームは、会社に決算内容の訂正を求めていくことになります。
「監査報告書」は監査責任者が自筆のサインをして、監査した企業の取締役会宛に提出します。
企業は財務諸表にこの「監査報告書」を付けて、自らが作成した財務書類に間違いがないことを証明します。